観覧記録「花束みたいな恋をした」56歳のオヤジが観た場合。
数少ない56歳の親父(私)の感想。
今を描く天才 坂元裕二脚本。
(「東京ラブストーリー」「世界の中心で、愛を叫ぶ」等)
面白くないわけがない。
映画サイトのレヴューでも
「恋人同士で行くな!男にはリアル過ぎる😅」
等あり、楽しみだったのだが。
映画としては完成度は高く
2人の演技も申し分なく
お見事なのだが、
それは10-30歳の方の眼。
そういうつもりで
「あの頃俺もなー」
って見かたすればいいのに
やりとりの不甲斐なさに
「いや、俺なら…」とか
「そこは男は女を守るもんだろう!!」とか
という気持ちが入ってしまい
親父のくせして若者になったつもりで
観てしまった。
だから、辛い。
辛さが共感ではなく
解決作があるのに別れる理由や
その後の行動が、辛い。
観る構え方によって
映画って全然違うっていう
「この親父は何を言ってるんだ?」
という感想でしたm(._.)m