「スワロウ」から考える孤独感
見せかけのみ優しい顔をする夫と
夫の家族の半端ないストレスにより
ビー玉 や 画ビョウ 等を飲み込む事で
ストレス発散する女性の話。
孤独と妊娠が更に追い討ちをかけ
堕ちる所まで堕ちでゆく。
女性の強さと弱さを
異食症 で描いた問題作「スワロウ 」
この映画は人が食べない物を食べるという
嫌悪感と恐怖感が表に出過ぎてるが
実は物凄く
女性の寂しさと強さ
を、描いている。
映画の中での主婦業をしているシーンが多いのだが
家が大きなガラス張りなお洒落な部屋なので
幸せな夫婦なら「素敵!」ってなるのだが
主人公に自由がな過ぎて
まるでペットにしか見えない。
ハムスター……いや、モルモットの方があってる。
それと、たくさん人物が出てくるので
流されがちだが、よーく考えると
主人公の友達が出てこない、
全く出てこないのだ。
悲劇のヒロインという描き方をしているが
自分にも責任が?
みたいな要素も垣間見る。
そんな孤独感もネタバレだから書けないが
ラストのエンドロールが全てを語る。
とある女性しかいない場所。
いつもの場所なのに
なんでこんなに
落ち着くエンディングなのだろう。
痛々しさを我慢出来る方には
おすすめです!